2013-08-18

ムンバイでの家探し

ムンバイは物価の上昇率が高く、家は毎年契約更新ごとに10%上乗せが当たり前。
そもそもの住居価格も、東京とまではいかずとも、かなり高いです。


駐在員の人は2Lakh(20万ルピー、40万円くらい)の家に住める人が多いようなので
住居探しはさほど問題ではないと思いますが、
私の場合はリーズナブルに、快適な家を、なんとかローカルの不動産屋さんで探しました。


なかなかローカルな家探しの方法が、ネット上にまとまってないのでメモしておきます。


まず、ムンバイで家を探す上で気を付けたいのは下記3つ。
1)会社が線路の東か、西か(車通勤の場合)
2)全体的に南に行くほど値段は高い
3)新築はむしろ、避けたほうがいい


ひとつひとつ見ていきます。

1)会社が線路の東か、西か(車通勤の場合)

ムンバイには主な電車が南北に通っていて、
線路を渡れる場所が限られてます。
日本の「開かずの踏切」ならず、そもそも道がない!

なので、東西を渡る道はどこも混雑。

車通勤の場合は、
会社など、よく行く場所が線路より西なら西、東なら東の家にするのが無難です。

電車の場合は日本と変わらず、駅に近ければOKではないかと思います。



2)全体的に南に行くほど値段は高い

ムンバイは土地がなく、南から徐々に北に都市が伸びてきています。
南の方がより都心なイメージで、土地も高いです。
電車で15分くらいでも、家の価格が倍くらいだったりして、東京も似たようなものかもしれません。

一般に、北から南の方へ通勤するので、
朝は北から南へ行く道・電車が混みます。
逆方向だと道が混まなくていいかも。


3)新築はむしろ、避けたほうがいい
実際に被害に遭った人に会ったわけではありませんが、
上下水道管を逆につけてしまっていたという話もありますし、
「誰かが住むことができた」家であることがインドでは大切。

私の場合、オーナーが以前住んでいたので、家に手が入れてあり、
網戸があったり(インドではないのが一般的)して、新築でないからこそのメリットがありました。



この3つはベースとして、
あとは信頼できる不動産屋(←重要)を探して、いくつも家を見るのみです。
不動産屋さんは、インド人でも交渉が大変な場合が多く、
ローカルの人でも家探しは、「まあいいか」と思えるところで落ち着けば良しとされるよう。

家の登録手続きも、必要書類が多く、しかも登録に出向いたりする必要があります。
ソサイエティーという、日本でいう、マンションの管理組合がインドではしっかりしていて、
私の場合は、ソサイエティーでの面談という名の登録もしました。
これは、ムンバイではまず一軒家に住むことはないと思うので、必ずあります。


そういえば、外国人NGな家はもちろんありましたが、ベジタリアンのみOKな家もありました。
あとはbachelor、大学生OKの家の場合、ルームシェアしている学生がいます。
ソサエティによっては、学生NGにしているよう。
これも日本と同じ感じですね。

家は、1か月で決まれば早い方。働きながらの人は、数か月かけてます。
初めからそのつもりでいたほうがいいです。

きっとここまで読んだ人は、家さがし中のはず。

気に入る家が見つかりますように。





このエントリーをはてなブックマークに追加

No comments:

Post a Comment