前回紹介した、象の神様、ガネーシャフェスティバルが、
とうとう9月9日に本格的に始まりました。
9月初めからじわじわと騒ぎは始まっていたムンバイの街は、
とうとう本性を現し・・・
9月初旬、なぜか馬車が現れたり・・
こんな、木の骨組みの入ったテントが街のあちこちに出没します。
これは敷地内にありますが、敷地内に場所がなければ、道路にテントを作ってしまいます。
道を塞いでもお構いなし。
だってガネーシャフェスティバルだもん。 これは正当な理由なんです。
こういったテントはもう街中も街中、数百メートル毎どころではなくあって、
この中にガネーシャを迎えます。
ガネーシャのお祭りの本格始動は9月9日から。
でも実際には8日、お祭りに向けてガネーシャを迎える夜に街は豹変しました。
9月8日、ガネーシャフェスティバル前夜。
5時45分集合で、マンションの皆で、
我がマンションに迎えるガネーシャ(の像)を
迎えに行くというので、参加することにしました。
(ムンバイのマンションは、ソサイエティーと呼ばれる管理組合の
活動が活発なので、事あるごとにマンションでイベントをします。)
6時頃に下に降りたらまだ人はちらほら集まっている程度・・・・。
インドタイムでは、1時間や2時間遅れなんて当たり前です。
集合時間なんて、あくまでも、とりあえずその時間に「準備始める」というのがインド人の
感覚だと思います。
まだ人は集まってないものの
1時間ほどして、ガネーシャを乗せるトラックが来ました。
お、大きい!
どんなに大きなガネーシャが来るのかと思っていたら、謎は簡単に解けました。
人を乗せるために、トラックが大きいんです。
皆で乗って出発!
と思いきや、チャイ(ミルクティー)を飲むことになり、しばし休憩。
イギリス植民地時代の名残なのか、元々のインドの風習なのか、
お茶の時間は欠かせません。
チャイを飲み、予定の時間を裕に2時間は過ぎたところで、ようやく出発。
その道中、わたしはインドでも、女性は強いということを確信しました。
うちのマンションで、
日本でいうところの「わっしょい!」の音頭をとったのは、女性。
男性も掛け声かけるんです。
でも最終的には女性がいつのまにか掛け声をかけていて、皆彼女に従う 笑
力強い掛け声のおかげで、無事にガネーシャをトラックに乗せることができました。
(写真はお祈りをしているところ)。
男女不平等だと言われることの多いインド。
本当に日本に比べて、より不平等なのかと聞かれると、かなり難しいと思います。
ここにもたくましい女性はたくさんいます。
ガネーシャのお祭り、まだこれでも前夜です。ここから始まります。
No comments:
Post a Comment