2013-10-02

Ganesha Festival 3 - sending Ganesha to home

ガネーシャフェスティバル最終章、第三回をお届けします。


第一回はこちら→☆☆☆
第二回はこちら→☆☆☆



ガネーシャフェスティバルは、基本は11日間なのですが、
ここは自由の国、インド。

人によっては1日だったり、5日、7日だったりとかなりフレキシブル。
うちのマンションは5日間でした。


その間何をしているかというと、もちろんお祈りをします。



朝晩2回のお祈りです。

その他にも、のど自慢大会!とか、
ボリウッドダンスコンペ!ファッションショー!といったイベントを毎晩繰り広げます。

会場を一番盛り上げた、男の子たちのダンスパフォーマンス。
日本でいうとEXILEを踊ってる感じ。

お気づきかもしれませんが、お祈りに比べて10倍以上の人が、夜のイベントに参加。



お祈りの時





ダンスの時



 これ、同じ会場です。
毎晩大盛り上がり。

毎晩お祭り騒ぎを続ける、インド人の体力に脱帽。



ガネーシャフェスティバルの起源は、イギリス植民地時代に集会を禁止され、
人々の結束が薄れることを憂いたことから、
「お祭りなら人が集まってもいいだろう」と始められたそう。

その目論見は見事に当たり、毎晩みんなで楽しく騒ぎます。




最終日には、このお祭りの主役であるガネーシャを海や川、池や湖に運び水に入れました。
これは、神様の世界へ返すという意味で、水に入れるのです。

この時にガネーシャは、この世の悪いことを持って行ってくれるそう。



我が家のガネーシャも、マンションのガネーシャにまざり、
一緒に神様の世界へ返しました。

ひと家庭のガネーシャをマンションのイベントに紛れ込ませているのはうちだけ・・・
心の広いインド人は、なんなく受け入れてくれました。


↓うちのは小さいガネーシャ。

右のではありません。
大きいのと、右のガネーシャはマンションのガネーシャ。

うちのは左下の!




この最終日は一番の盛り上がりを見せ、

大人も子どもも、

しらふで、

大音量のドラム音楽の中、

踊り練り歩き、

日本では違法だという量の爆竹を鳴らしながら、

赤い粉を投げ合います!



赤い粉を投げ始めました。チョークの粉のような感じです。
ちなみに、後ろのトラックでガネーシャを運んでます。この間、ガネーシャへのケアは、特になし!


手前の人たちはお祭りのときに活躍する踊り子さん。ダンサーカーストがあります。
ダンサーは赤い粉は投げないものの・・・赤い粉被害には遭います。。。

赤い粉、むせるし、服が汚れる!と思うのだけど、
これが意外とはまる 笑


この赤い粉には、ガネーシャに関連した意味など、
特にありません。



なぜ赤い粉を投げ合うかって?

「FUNだから!(楽しいから!)」

これを聞いたとき、邪道な質問をしてしまったと思いました。


踊って、粉を投げて、のろのろ進み、
日がどっぷり暮れた夜、水辺に辿りつきました。


ムンバイはどこでも人が多いのですが、
この日はガネーシャも多かったです。

どこでもガネーシャだらけ。

水辺に着くと、お祈りをします。



私たちのガネーシャにもお祈り中。(うちのガネーシャは小さくてもはや見せません。)

お祈りが終わると、とうとう水に入れます。

いかだに乗せて、水の中へ。
手前のお兄さんが、人力でいかだを漕ぐ。

沈んでいく・・・。このお祭り用のガネーシャは、土でできているので水に溶けます。

こうして、まさにどんちゃん騒ぎの末、ガネーシャフェスティバルは終わりを告げました。


これからがインドのお祭りシーズン。もはや実は、明後日からまたお祭りです。

次のお祭りでは、捨てる服で行くことにします。
今回粉かけられたおじちゃん、子どもにリベンジ 笑!


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